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http://www.shimbun.denki.or.jp/news/construction/20160304_01.html

トーエネック、無電柱化で自治体支援-電力・メーカーと連携 

2016/03/04 NEW 

◆最適設備構築を提案

トーエネックは、無電柱化ニーズの高まりを見据え、自治体・道路管理者向けの地中化検討支援体制を構築した。2015年5月には愛知県東海市の要望を踏まえ、複数の無電柱化手法を提案。11月には同市から祭事に使用する市道の電線地中化に関する設計・コンサルティング業務を受注した。電線地中化は、コスト拡大のほか、公道に地上機器を設置するため、狭あいな道路の場合、設備の設置場所確保などの問題が浮上する。同社は電力、メーカーと連携を図り、最適な設備構築の手法も検討している。

トーエネックは、電柱の設置抑制・撤去などを示した「無電柱化推進法」が成立した場合、自治体の無電柱化ニーズが高まると想定。早期のニーズ対応に向け、技術ノウハウを蓄積するとともに、提案力も身に付けるため地中化検討支援の体制を構築した。

東海市から受注した案件は、祭事で使用する幅4~7メートル、長さ約750メートルの歩道のない道路における電線地中化の設計・コンサル業務。電線を敷設する事業者となる中部電力は、従来2.5メートル以上の歩道を持つ道路を電線地中化の対象としていたため、この市道は対象ではなかった。ただ、昨年からは技術革新などを踏まえ歩道幅による制限を撤廃していた。(7面)

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