無電柱化、パリなど3都市で調査へ-規制手法や費用など

無電柱化、パリなど3都市で調査へ-規制手法や費用など 

2014/10/03

経済産業省・資源エネルギー庁は、電線地中化に関する規制や低コスト手法について海外の事例調査を行う。電気事業者、ケーブルメーカーなどで構成する調査委員会を設置し、11月には海外3都市での現地調査を開始。12月に中間報告を行うほか、来年2月に最終報告を取りまとめる。電線地中化における低コスト工法の安全性や規制手法などについて調査し、海外での無電柱化事例を総合的に検証する。エネ庁が海外の無電柱化に関する調査をするのは初めて。

調査対象は無電柱化率が100%のロンドンとパリ、さらに近年積極的に無電柱化を進めるジャカルタの3都市が中心となる。

海外では日本で主流の管路方式と異なり、比較的コストが安価な電線の直接埋設方式を採用しており、地中化先進地域での利用実態を調査する。

具体的には、配電線敷設に関する国や地域レベルでの規制を把握。景観・防災面での架空配電線に対する規制や道路掘削における規制、地中配電線の埋設深さの規制など。事業者の負担軽減策など、費用負担の在り方の実態も調べる。(1面)

http://www.shimbun.denki.or.jp/news/main/20141003_01.html

ブログ アーカイブ

人気の投稿:週間

人気の投稿:月間

人気の投稿:年間