無電柱化の推進

宮崎市

無電柱化の推進


無電柱化とは

 無電柱化とは、電線類を地下へ埋設する「電線類地中化」、建物の軒下へ電線を配置する「軒下配線」、裏通りへの電柱移設を行う「裏配線」などの各種手法を行うことにより、電線の無いすっきりとした街並みの形成を図ることです。宮崎市を含め、日本では欧米に比べ無電柱化が大変遅れており、良好な景観の形成に支障を来たしています。
 本市では、良好な景観形成や安全で快適な道路空間の確保のため、各電線管理者と連携を図りながら、無電柱化を推進しています。

  
 上野町通線(市役所北~バージニアビーチ広場)の電線類地中化
 (整備前:左、整備後:右)

無電柱化の効果

○安全で快適な通行空間の確保

 電線や電柱が無くなることで、歩行者や車両の通行空間が広くなり、安全で快適な通行が可能となります。

○景観の向上

  空を覆う電線、林立する電柱が無くなることで、美しい街並みが形成され、景観が向上します。

○災害の防止

 電線を地中に埋設することにより、災害時に電柱が倒れたり、電線が切断するなどの危険性が無くなるとともに、消防や救急活動の空間を確保します。

○情報ネットワークの信頼性向上

 電線を地中に埋設することにより、災害時の切断被害を軽減することができ、情報通信ネットワークの信頼性が向上します。  

コスト縮減の取り組み

 以上のように、無電柱化は様々な効果を創出しますが、なかなか整備が進まないのが現状です。その原因として、無電柱化、特に電線類地中化の整備コストが高いことが挙げられます。
 宮崎市では、電線類地中化の整備コストを縮減するために、縮減につながる各種工法の試験施工に取り組み、実用化に向けた検討を行っています。また、九州内の他都市と連携して、コスト縮減の取り組みを強化しています。

 試験施工の模様(倉岡ニュータウン)



国土交通省道路局無電柱化推進ホームページ



http://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/www/contents/1222413690366/index.html

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